嚴原町の街並み
現在の厳原町は、かつて国府が置かれ、対馬の中心地として栄えてきた。江戸末期まで宗家のお膝元だったこの厳原には、いまも城下町であったころの面影が残っている。
現在の厳原町は、かつて国府が置かれ、対馬の中心地として栄えてきた。江戸末期まで宗家のお膝元だったこの厳原には、いまも城下町であったころの面影が残っている。
1615年に創建された対馬藩主・宗家の菩提寺(国指定史跡)。
幾度の火災により焼失し、現在の本堂は1879年に建造されたもの。焼失を免れた安土桃山式の山門と仁王像は、対馬最古の木造建築物として知られる。境内には樹齢1200年といわれる3本の大杉が根を張る。
長崎県対馬市厳原町厳原西里192
古くから対馬藩主や島民たちの崇敬を集める神社。境内には初代対馬藩主・宗義智(よしとし)の妻、小西マリアを祀った今宮・若宮神社がある。原作・アニメでは国府が蒙古軍の襲撃を受け、神社が焼失する描写が…。
長崎県対馬市厳原町中村645
対馬赤牛や刺身をはじめ、地元の食材を使った逸品や郷土料理がそろう。アナゴやアカムツ(ノドグロ)など、鮮度抜群の魚介をリーズナブルに楽しめるのは対馬ならではの魅力。カウンターと座敷を完備しているため、1人からグループまで幅広く利用できる。
長崎県対馬市厳原町大手橋1094
トレッキングルートとして知られる清水山に築かれた城跡(国指定史跡)。三の丸があった場所から厳原市街地と厳原港を望める。迅三郎たちはそこで、蒙古軍の圧倒的な兵力を思い知ることに。
長崎県対馬市厳原町西里
「アンゴルモア元寇合戦記」の公認応援店。
ヒジキ入りのパテに焼きイカが乗る「対馬バーガー」、豚肉とスライストマトを挟む「とんちゃんバーガー」など個性的なご当地バーガーを味わえる。11:30~15:00はドリンクなどが付くランチセットがお得。
長崎県対馬市厳原町大手橋1052
宗助国をはじめ、文永の役で戦死した将士を祀る神社。毎年11月第2日曜日の大祭では勇壮な武者行列が再現される。
蒙古の大軍と果敢に戦った宗助国は「佐須の戦神」として島の人々に語り継がれている。
長崎県対馬市厳原町小茂田
古来より霊山として崇められる対馬のシンボルで、トレッキングコースとしても人気。大陸系と日本系の植物が混生する生態系は独自。迅三郎はここで、自身の腰刀にまつわる秘話をある人物から明かされる。
長崎県対馬市美津島町洲藻
1350年以上前に、防人(さきもり)が国防の最前線として築いた古代山城の跡(国指定特別史跡)。物語では、刀伊祓(といばらい)の本拠地となり、蒙古軍との激戦が繰り広げられる。
長崎県対馬市美津島町黒瀬・箕形
1350年以上前に、防人(さきもり)が国防の最前線として築いた古代山城の跡(国指定特別史跡)。
山頂では浅茅湾を一望することができる。
長崎県対馬市美津島町黒瀬・箕形
郷土料理を味わえる「観光情報館 ふれあい処つしま」をご紹介。対馬の歴史や自然を紹介する「観光の間」、水産加工品や野菜を販売する「特産品の間」などを設けた観光物産情報施設。「ふれあい食堂憩い」では、対州そばなどの郷土料理を味わえる。対馬産木材と日本瓦を使った和風建築は、対馬藩の家老・古川家の長屋門を再現。
長崎県対馬市厳原町今屋敷672-1
絶滅が危惧されている野生生物の保護増殖や、調査研究などを行う施設。ツシマヤマネコの福馬くんが一般公開されている。
迅三郎たちの戦いは、ツシマヤマネコの目にどのように写ったのだろうか。
長崎県対馬市上県町佐護西里
対馬北西部に位置する千俵蒔山(せんびょうまきやま)の中腹に、対馬海峡西水道に突き出すような形で設置。韓国釜山市までの距離はわずか約50kmで、天候に恵まれれば、その名の通り異国の街並みを見ることができる。駐車場、トイレを完備。
長崎県対馬市上県町佐護北里
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)を祀る古社。本殿正面の5つの鳥居のうち2つは海中に立っており、古くから伝わる竜宮伝説の神秘的な雰囲気を漂わせている。社殿の裏には遊歩道が完備されており、森林浴を満喫できる。
長崎県対馬市豊玉町仁位字和宮55
標高176mの烏帽子岳の頂上にあり、対馬の絶景をパノラマで楽しめる。山頂近くに駐車して、階段を10分ほど上ると到着。複雑な入り江と無数の島々が織りなす浅茅湾は、まさに典型的なリアス式海岸だ。
長崎県対馬市豊玉町仁位